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カーポートの屋根形状には、主に屋根が緩やかなカーブを描く「アール型」と、シンプルで直線的な「フラット型」の2種類があります。いざ導入しようとしても、どちらの形状を選ぶべきか迷ってしまう方は少なくありません。
本記事では、アール型とフラット型の基本的な違いを整理したうえで、それぞれの特徴を分かりやすく解説していきます。読み進めていただくことで、各形状ならではのメリットに加え、ご自身の住宅タイプや敷地環境に合ったカーポートの選び方が見えてくるはずです。
アール型とフラット型は、形状はもちろん、そこから受ける外観の印象も大きく異なります。まずは、それぞれの基本的な定義と特徴から見ていきましょう。
アール型は、正面から見たときに屋根先が緩やかにカーブし、丸みを帯びた形状をしているのが特徴です。このやわらかなフォルムによって、住まい全体に安心感やあたたかみのある印象が生まれます。デザインの汎用性も高く、さまざまな住宅スタイルに合わせやすいほか、2台用では屋根全体が丸みを帯びたドーム型になるタイプもあります。なお、メーカーによっては「アーチ型」や「R型」と表記されることもあります。
一方のフラット型(F型)は、平坦で直線的な屋根形状が特徴です。シャープなフォルムにより、スタイリッシュで引き締まった印象を演出できます。構造としては、正面から見た屋根の高さが均一で、奥から手前に向かってゆるやかに傾斜しているのが一般的です。素材にはポリカーボネートのほか、スチール折板(セッパン)やアルミなどが用いられる傾向にあります。
アール型とフラット型の違いは、デザインの印象だけにとどまりません。ここでは、機能性や設置条件の観点からそれぞれのメリットを比較していきます。
フラット型は直線的なフォルムが特徴で、シンプルモダンな住宅と調和しやすい傾向があります。また、柱が目立ちにくい「後方支持タイプ」との相性も良好です。これに対してアール型は汎用性が高く、和洋を問わず幅広い住宅スタイルに自然になじむ点が魅力といえるでしょう。
フラット型は斜めカット加工に対応しやすい製品が多いため、変形地や台形地であってもデッドスペースを抑えながら設置できます。さらに、正面の屋根高さが均一であることから、室内からの視界や眺望を確保しやすい点もメリットのひとつです。2台用の場合でも、両端が下がる形状になりやすいアール型とは異なり、窓や扉といった障害物を避けて設置しやすい傾向にあります。
※加工対応範囲は商品により異なるため事前確認が必要です。
フラット型は屋根の高さが均一なため、横から雨や風が吹き込みにくい構造です。一方で、屋根の傾斜が緩やかなため雪が自然に滑り落ちにくく、屋根上に雪が留まりやすい特徴があります。そのため、積雪地域で設置する場合には、耐荷重量に優れたスチール折板(セッパン)屋根などを選択できる製品がある点も強みといえます。なお、価格面ではアール型の方が比較的安価な傾向にあり、検討時の最初の候補に挙がりやすいです。
※耐風・積雪強度の詳細や実際の価格は商品により変動するため、情報は専門業者にご確認ください
住宅デザインや敷地条件によって、おすすめの形状は次のように分かれます。
なお、屋根形状によってカーポートとしての基本性能に大きな差が出るわけではありません。そのため、最終的にはご予算や好みのデザインを軸に選んでいただいても問題ないでしょう。
アール型とフラット型には、それぞれに異なる魅力があります。やわらかい印象で価格を抑えやすいアール型、そしてスタイリッシュで敷地対応力に優れたフラット型。ご自宅のテイストや予算、敷地環境に合わせて、適切なカーポートを選んでいただければと思います。
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(※2)2024年実績
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